根粒菌と共生できないが、自発的に根粒菌が感染した状態になる 変異体MN-1008(ムラサキウマゴヤシ)の解析を行い、 根粒菌の出すシグナル分子(Nod因子)の受容に重要な遺伝子を見つけた。 この遺伝子は、タンパクレベルでは様々な植物に共通していて、 その配列の一部については、植物に限らず動物にも相同な配列がある。 Reiko nishimura et al. 'HAR1 mediates systemic regulation of symbiotic organ development' Nature 420(2002) 426〜428 Lene Krusell et al. 'Shoot control of root development and nodulation is mediated by a receptor-like kinase' Nature 420(2002) 422〜425 どちらも、共生機構に重要と予測されている遺伝子についての論文です。