山口史枝 小笠原諸島父島における土地利用と帰化植物分布変動 東京都立大学小笠原研究委員会(1998)小笠原研究年報 22 7-22 いままで小笠原諸島の人為撹乱や移入種に関する資料が数多く存在する. それらをまとめることは小笠原諸島の自然史や今後の自然環境を考える上で 必要なことである.そこで父島の土地利用図と2つの時期について 帰化植物群落の分布変動図にまとめた.具体的には父島において、 4種類の群落(優勢帰化植物群落3種、在来植物群落1種)が、 どんな土地利用(放棄される前の土地利用)のもと、 どのように変化をしていったのか解析している. (土地利用図の製作や群落の面積を求めるために、Atlas GISを利用している.)